yasuの日本脱出計画

日本でせこせこ生きながら、海外移住を目指します。

海外舞台の小説【実際の読んでみたおすすめのみ掲載】

 

 

今回は海外舞台の小説を紹介します。

 

実際にぼくが読んで、みなさんにおすすめしたいものだけを紹介します。

 

 

マンゴーレイン 馳星周

 

タイ生まれの日本人が主人公。
 
彼は日本で借金を重ね、さらには妻もなくし、気分を変えようと生まれた土地、バンコクに舞い戻った。
 
そこでタイ人の幼馴染から、中国人の女をシンガポールへと連れ出す仕事があるからどうかと言われる。
 
なんか怪しい仕事だと思いつつも、借金があるしOKを出してしまう。
 
しかし、その女と接触してからというもの、何者かに常に後をつけられ、狙われる羽目になる。
 
それは女が持っている仏像が関係しているらしい。
 
バンコクからシンガポールまでの短いようで長い道のり。
 
待ち受ける複数の罠。
 
親友の誤解と裏切り。
 
交錯する愛と憎しみがあり、いろいろな感情の中、無事に女をシンガポールまで連れて行けるのか?
 
 
昔の馳星周の小説は、この先どんな苦難や予想だにしない驚きの展開が起こるのか、ワクワクして時間も忘れて読んでしまうような小説が多かったですね。
 
最近はなんだか物足りないので、また東南アジアの闇を描いた物語を書いてくれると嬉しいです。
 

 

 

午前3時のルースター 垣根涼介

 
舞台はベトナムのホーチミンシティ。
 
旅行代理店に勤務する男が、得意先の社長の孫をベトナムに連れて行ってほしいという依頼を受ける。
 
しかし、その孫の本当の目的は観光ではなく、失踪した実の父を探すことだった。
 
 
現地の運転手や夜の仕事をしている女と一緒にその父を探すが、何者かに父の捜索を邪魔される。
 
なぜ父はそこまでして、実の息子に会うのを拒み続けるのか?
 
 
この作品は垣根涼介ワールドが全快ですね。
 
この後に紹介する、「ワイルドソウル」や「ゆりかごで眠れ」に比べればスケールは落ちるけれど、十分に楽しめました。

 

ワイルドソウル 垣根涼介


着いた時から地獄の生活が始まった。

1961年の日本政府の移民政策でブラジルに渡ることを決意した男。

入植地は密林で、一緒に渡った仲間たちは次々と命を落としていった。

絶望と貧困の長い放浪生活の末、やっとの思いで身を立てた男はかつての入植地に戻る。

そこでは、仲間の幼い息子と出会い、みんなで東京に戻り日本政府に復讐を企てる。

舞台は東京に移り、当時の移民政策の責任者を人質にし、日本政府に新たな要求を突きつける。

かつての負の歴史を描いた、垣根涼介の渾身の一作。
 
 
何といっても垣根涼介の一番のヒット作ですね。
 
物語はブラジルから始まるといったとてもワクワクされる内容のもので、世代を超えて日本政府に復讐するというスケールの大きさが魅力ですね。
 
今回紹介する本の中でも、一番のおすすめなので、ぜひ読んでもらいたいです。
 
 

 

ゆりかごで眠れ 垣根涼介



今度の舞台はコロンビア。

同じく日本政府の移民政策で渡った地コロンビアで生まれ、マフィアのボスまで上り詰めた日系2世の男。

彼が一人の少女を連れて来日した。

目的は日本警察に拘置されている一人の男の奪還と復讐。

前世代からの日本政府による不満の復讐と、彼自身の人間関係にまつわる傑作小説。
 
前作の「ワイルドソウル」と似たような小説でありながら、舞台はコロンビアと日本というなかなかないストーリーのため、時間を忘れて読んでしまいました。
 
筆者は実際に、ブラジルとコロンビアに出向いて情報を集めて書いた小説なので、海外旅行している感覚で楽しめるのでおすすめです。
 

黄金の島 真保裕一

 
所属する暴力団の抗争で恨みを買った一人の若者。
 
最初はバンコクへと高跳びするが、現地で刺客に度重なる襲撃を受け、ベトナムに逃げることに。
 
そこでシクロ乗りの若者と出会い、さらにベトナムで現地の若者とともに日本へ脱出を図る。
 
それを食い止めようとする、現地の警察や暗殺者が狙ってくる。
 
そしてついに、現地の若者たちと一緒に大海原へ飛び出した。
 
果たして船は無事に日本にたどり着けるのか?
 
 
今や、ベトナム人の研修生の多くが日本で働いていますが、当時は日本に旅行に行くだけでも数十万かかっていました。
 
日本で3年働けば、田舎に家を買いあとは仕事をしなくても一生生活できるお金が得られると信じられていた時代の話です。
 

 

 

 

アジアンルーレット 岡崎大五

 
 
日本を飛び出し、バンコクで成功を収めていた青年が突如会社の倒産で命を狙われる羽目に。
 
一方、放浪していた青年が一発逆転をかけて、4千万円のヤクの密輸を決意。
 
二人が知り合い、ミャンマーゲリラ、悪徳タイ警官、華僑の重鎮、謎の美女の野望と陰謀、そして裏切り。
 
混沌いたアジアを舞台に、二人の命がけのゲームが始まる。
 
 
アジアのスリルを描いた岡崎大五の小説。
 
以前は海外旅行の添乗員をしていただけあって、いろいろな海外の文化や習慣に詳しい方です。
 
馳星周の「マンゴーレイン」のような小説なので、読み比べてみるのもいいですよ。
 
 

 

 

 

アフリカアンダーグラウンド 岡崎大五


<日本の常識は通用しない!!/大好評『アジアン・ルーレット』に続く第2弾!/自由と100万ユーロのダイヤを賭けて、国境なきサバイバル・レースが始まる!>

バックパッカーの若者が働く日本料理店のオーナーは、裏社会の華人のボス。

彼から頼まれたのは、アフリカ大陸での月餅の行商。

中国人の青年とコンビを組み、若者に待っていたのは人身売買、紛争ダイヤ、武器取引に贋ユーロ札…不毛の大陸が生み出す“巨万の富”に群がる、タフな悪党たちだった。

 

アジアンルーレットの第2弾の舞台は、アフリカ。

 

ハラハラドキドキの展開が再び幕を開けます。

 

 

 

山猫の夏 船戸与一

 
舞台は、ブラジル東北部の町エクルウ。アンドラーデ家とピーステルフェルト家が、互いに反目し合い、抗争が繰り返される血なまぐさい町に、山猫と呼ばれる一人の日本人が現れる。
 
何世代にもわたって対立してきた両家の息子と娘が駆け落ちする。
 
その捜索を依頼された山猫。彼の捜索途中に起こる様々な出来事、さらに旧知のライバルとの戦い。
 
ブラジル版ロミオとジュリエットに端を発した、山猫による血で血を洗う追跡劇が始まる。
 
 
海外小説の第一人者、船戸与一が書いた小説です。
 
ほかにもイランを舞台にした「砂のクロニクル」、アフリカを舞台にした「猛き箱舟」、フィリピン舞台の「虹の谷の5月」、があり、この後編に「神話の果て」「伝説なき地」があるので、読んでみてください。
 

まとめ

 

おすすめだけを紹介してみました。

 

他にもいろいろと海外を舞台とした小説が発売されていると思うけど、今回紹介したのはそのなかでもミステリー部門ではトップですね。